9月1日(日)から4日(水)まで、札幌より男性6名が、Feldenkrais®合宿研修のため岡山にいらっしゃいました。今回の学びのテーマは「道具の使用について」でした。道具といっても、Feldenkrais®ではエクササイズやトレーニングのためではなく、気づきを促すため、あるいは制約のために用います。道具の中でも、Moshe Feldenkraisが考案したフォームローラーを中心に、棒や板なども用いました。見過ごしがちなのが、床や壁、テーブルなども使用します。Moshe Feldenkraisは物理学者です、当然これら道具の身体面への働きは、とても考えられた構成となっています。夕方からは模擬クライアントを招いて、日中に学んだことを活用したレッスンを皆で考えながら進めてゆきました。アイデアが統合されて行為を変容させてゆく様子は学びが深く、それでいて心地良い空気に包まれていました。翌日は野外にて機能統合を図りました。環境や自然、重力や地面と折り合うことはヒトとしての本質を目覚めさせてくれたようです。参加者の皆様、お疲れさまでした!